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危険な状況に陥ったらどうするんですか

「危険な状況」というのはどういう状況を言うのでしょうか?
風波で流されてしまって岸に戻れそうにない。
ひっくり返ってしまって,船も流されてしまった。
急に体調が悪くなって動けない。
。。。。

当然ですが,まず『安全』を確保しましょう。
このページを見る人は初心者および未体験者とすると,
一番大切なのは,経験者と行動を共にしているかどうかですね。
もちろんスクールやプロガイドと一緒であれば安全性は飛躍的に上がります。

でも,そうは言っても自然が相手です。いつどんな状況になるか予測できないことも多いはず。

『安全』確保の次は,助けを呼ぶことです。
「118」電話のことは必ず覚えておきましょう!
いわゆる警察の「110」や消防署の「119」と同じ緊急用の電話番号で『海上保安庁』に繋がります。携帯電話からもかけられますし,相手は水難救助のプロですから,海からであれば警察や消防よりも的確な指示をしてくれるはずですので危険な時には躊躇せず頼りにすべきです。cherryblossom

無茶なことしなければ危険じゃないですよね

「水辺」の危険性とは,人間は水の中で『息ができない』ことが危機の中心です。paper
PFD( Personal Flotation Device の略。いわゆる「ライフジャケット」)を付けていれば簡単には沈まないので,「泳げる/泳げない」は直接は関係ありません。泳げない人がパニックになってバタバタ暴れて水を飲んでしまって溺れることはないとは言えません。

つまり,何が言いたかったかというと,波がない,どんなに穏やかな海でも,呼吸器が水面下になれば誰でも簡単に溺れてしまうということです。運悪く水中で何かがひっかかってしまった・からまってしまったなど、無茶なことをしなくても,何かのきっかけで簡単に溺れる危険性がないとは言えません。
逆にいえば,息ができなくて溺れるということは,冷静にしてさえいれば,危険性はかなり低くなります。PFDを正しく付けていれば,落ち着いてリラックスすると,自然と仰向けに浮くように設計されています。
何かの時にパニックにならないように普段から想定練習をしておくことが大切と私は思っています。スクールやプロガイドがいる場なら,そういうことを教えてもらえるように頼みましょう。むしろそういう安全対策のことを積極的に教えようとしないスクールやインストラクターは信用できないと思った方がいいでしょう。wave

ひっくりかえったりしませんか

シーカヤックは大自然の中へ漕ぎ出ていくための乗り物です。

大自然の中で『絶対』はありません。
大波を受けてひっくりかえることもあります。

でも,ひっくりかえったら,乗ったままで再び起き上がる「ロール」というテクニックがあります。グリーンランドやアリューシャンの北方でシーカヤックは狩猟のために発達しました。この冷たい海ではカヤックがひっくり返ったら,すぐに起き上がらないと体温低下で死んでしまうために様々なロールのテクニックが自然と発達してきました。これらは『エスキモーロール』と呼ばれています。エスキモーロールで「起き上がる」んですよ!

提供:New Sea Kayaker's Netのpuffさんのムービーで見てみましょう。こうするんだ,ってよくわかりますよ!

(QuickTime)

エスキモーロールは高度なテクニックですが,通常は何人かのグループでひっくり返った人を再乗艇させる様々な方法の「グループレスキュー」があり,これでカヤックに乗り込む方法が一般的です。自分1人の時には補助道具を使った「セルフレスキュー」の方法もあり,シーカヤックを楽しむ場合の基本的なテクニックとして必ず学ぶ内容となります。

 fish

泳ぎは苦手ですが駄目でしょうか

泳げない人でもシーカヤックを楽しむ人は沢山います。

もちろん泳げないより泳げた方がいいのでしょうが,泳げなくても駄目なわけではありません。

シーカヤックを楽しむ時には必ず「PFD(ピーエフディー)」を装着します。
これは,いわゆるライフジャケットで,まったく動作をしない状態で,仰向けになって水面に顔が出るように設計されています。水中に落ちても慌ててバタバタと暴れないでいれば,自然と顔が水面に出て呼吸ができるようになることということです。

泳げなくても沈むことはないので,恐いでしょうが,パニックにならないように普段から練習をしておく必要があります。
yacht

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