"角田光代論" にカテゴリー登録されている4 投稿

予定日はジミー・ペイジ

今日読み終えたカクタミツヨさんの標題小説。何といってもタイトルがいかしてる。彼女の作品では、音楽ネタのいつものカッコよさに脱帽だ。このタイトルは、中でも秀逸でベストワンかもと私は思っている。 何気ない妊婦さんの物語であるが、10月21日 たてこもり続行中、、、このくだりの部分が非常に強い印象だった。主人公である妊婦の父親への想い。「嫌いだった」と言う。父親が病気で弱っていき、もうじき死ぬと理解した.....

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過去のない男と銀の鍵、木槿

角田光代さんの「銀の鍵」を読んだ。 筆者あとがきによると、この物語はアキ・カウリスマキ監督の2002年映画「過去のない男」を観て書いた「感想文」だという。私はこのことを知らないままに本を読んだのであるが、正直あとがきを読むまで、映画を観て書いたということには気付かなかった。角田さんは「オマージュでもない」と書いているが、そう言われると私には、角田さんの「過去のない男」へのオマージュに思えた。 「過.....

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わたしと本の蜜月の話

そこへ立つことの意味。 角田光代さんの「この本が、世界に存在することに」を読み終えた。 筆者あとがきの最後に「あなたと本の蜜月の話を聞かせてほしい」とあった。「わたしと本の蜜月」って何だろうと考えると、遠い記憶が次々によみがえってきた。 小学生の時に夢中で読んだ黒部ダム物語 中学の時に読んだピラミッドなど世界中の遺跡の話 埃っぽい匂いを覚えている西陽の射す高校の図書室の本棚の間で読み漁ったアルプス.....

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カクタミツヨさんのこと

今日、カクタミツヨさんの「トリップ」を読み始めた。 私はカクタさんの大ファンである。仕事で一度お会いする機会があり、作品を読んで直ぐに気に入ったのである。ちょっと亜流かとも思ったが旅好きなカクタさんのエッセイが個人的に読んでみたいと思い、最初にエッセイ集「いつも旅のなか」を手に取り、瞬く間にカクタワールドに引き込まれ、続けて直木賞受賞作の小説「対岸の彼女」を読み、これまた全く違う語りに驚き引き込ま.....

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