2007年11月24日(土) 京急蒲田駅ホーム下を漕ぐ

いつものように貴船掘から出発です。今日、イベントスタッフは京急蒲田駅に10時半に集合しなければなりませんので、1時間前に出発。
羽田のモノレール線路脇を漕いで行きます。いいお天気で強い陽射しのコントラストでモノレールの人工構造物のきれいなカーブが空を区切っている、最も羽田の海らしい光景です。

蒲田の夫婦橋親水公園がイベント会場です。水辺体験のEボートが準備中。

このあたりは昔から水辺の生活が人々の暮らしの中心だったところです。今では周りを全部コンクリートで囲われた人工の運河(呑川)しかないのは残念な限りです。(旧呑川は氾濫対策で今ではほとんどが埋め立てられてしまったらしい)

Eボート体験希望者はライフジャケットを着けて乗り込み、われわれカヤックの伴走で、工学院前のイベント会場まで1km弱を往復します。
夫婦橋親水公園は、カギのかかった高い柵があり、全く『水に親しみにくい』公園でした。参加者は皆、コンクリート壁のハシゴで上り下りしなくてはなりません。

実は京急蒲田駅のホーム下は呑川が流れていて、今回のコースはココを最初にくぐって行きます。

市街地を流れていく呑川は障害物もない全くの水路です。両側に美しくないフェンスで高く閉められてしまっています。

呑川フェスタ工学院前のイベント会場はJRの鉄橋のすぐ向こう側です。この辺りは呑川が大きく曲がる場所で水が澱んで「白濁」し、かなり気持ち悪い水面でした。
参加者のみなさんは、なんとかもう少しきれいな水にならないものかと話していましたし、運河から見た市街地の景観も、植物の緑を増やしていきたいとか、いろいろな意見が出ていました。
商店会さんを含めこういった地元のイベントで地域の環境景観などの問題を参加者の人たちが感じることは非常に大切なことといつも感じます。美しい自然を求めて遠くに旅行に行くのもいいのですが、「毎日を暮らす地域が汚れているから」という簡単な理由でいいのだろうか・・・そうも思えてくるのです。
複雑な思いで運河を漕いでいると、水面に浮いている空き缶を放っておけず、いたたまれなくなって何個か拾ってきました。

大森青べかカヌークラブからはカヌー4艇で参加。天気が最高に良かったし、美しい景色とは言いがたいですが貴重なパドリング体験でした。


陽の短くなった夕方、貴船堀まで漕いで帰っていきました。
赤く染まっていく静かな下町運河はとても愛すべき水辺の風景なのでした。













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