2006年11月1日(水)~5日(日) 沖縄~慶良間キャンプツーリング
むっとくる蒸し暑さに心が躍ります。
でも残念ながら! 那覇空港は雨でした。
空港でお迎えのバスで予約してあったマツダレンタカーへ。なぜかマツダレンタカーお迎えバスは満員だったのですが、トヨタレンタカーやジャパレンはガラガラでした???那覇ではマツダが人気なのか・・・
今回はせっかくの10年目の結婚記念日ということもあり、ふんぱつしてロードスターを予約していました。まさか雨とは考えてもいませんでしたが、マツダレンタカー営業所では雨の中、真っ赤なオープンカー・ロードスターが私たちを待っていました。
ナビをセットして、さて最初は「ひめゆり戦跡」へと向かいました。久しぶりに運転するロードスターはやっぱり楽しいです。「運転する」のが楽しい車です。

(上:ひめゆりの塔)
この戦跡の資料館はショッキングな内容でした。
太平洋戦争で唯一地上戦が行われたこの激戦地では、多くの沖縄住民の方々が亡くなっています。生き残ったおばあが修学旅行の中学女学生さんたちに、逃げまどい友達が残念にも死んでいった当時の様子を語りかけていました。とても辛いお話でした。この悲しすぎるお話を語り続けるおばあのゆっくりとした語り口と、女学生さんたちが瞳をうるませながらも目をそむけずに真っ直ぐにじっと聞いている姿に、とても強い意志を感じられて少しホッとしました。
亡くなった方ひとり一人の写真と資料は、ひとりの生きた証と命の重さがありました。数えきれないぐらいの方が亡くなった戦争ですが、ひとりの重さを感じました。

(上:昼食のチャンプルー)
次に行ったのは琉球王国。
いわゆる総合観光センターみたいに作られたところなので全く期待していませんでしたが、鍾乳洞にだけは行きたかったのでチケットを買って入場。
でも朝が早かったのであまりにもお腹がすき過ぎていて、レストランへ直行。いわゆる観光センターのレストランで全く期待していませんでしたが、そばもチャンプルーもすごく美味しくて嬉しいビックリ。

(上:鍾乳洞「玉泉洞」)
鍾乳洞はなかなか立派なもので、見ごたえがありました。
最後の方でLEDでイルミネーションされているのには少しまいりましたが。

(上:琉球王国にて)
鍾乳洞から出てきたところで、植物園でフルーツジュースやらを楽しみました。
このあと順路というか出口に行くには、黒糖作り、紅型染め、三線や笛、機織りに、ニシキヘビまで、次々と通り抜けていかねばなりません。琉球王国を侮ってはいけませんなー。
ワイフは見事に術中にはまってお土産系に捕まっておりました。

(上:知念崎付近の海岸)
時間も押してきましたが、嬉しいのは雨が上がったので、ロードスターの幌を上げてオープンにして走れました。知念崎付近で適当に小道を海方向に入ってみて海岸まで行ってみました。「わー海だーっ」と沖縄の海にごあいさつ。
首里城を見る時間がないと急いで車を走らせていましたが、那覇市街が近付くとけっこう車が多くて道が混んでいます。私はかなり焦っていました。

(上:首里城)
ホテルにチェックインし、レンタカーを返して、やはり東京からツアーに参加するじゅごんさんと夕食予定でですので、首里城に着くころには既に30分ぐらいしか時間がない状況。結局、首里城は展示関係はほとんど見られずに、場内を回っただけでした。
でも、首里城はとても美しい城でビックリしました。城郭の石垣が実に美しい曲線を描いていて、素晴らしかったです。日本の城とはぜんぜん違っていました。
これは美しく感激で、短い時間でも見に行けて本当に良かったです。
ホテルへ行って、チェックインしたあと、近くのレンタカー営業所にロードスターを返しに行ってきてホテルへ戻る途中、なんと、明日からの慶良間ツアーに名古屋から参加するRAINBOWの皆さんと夏休みの常神ツーリングでご一緒した新潟のHさんに、道端でばったり。「あれーっ」となりましたが考えてみれば、泊まるところが船員会館と聞いていたのでバッタリ会っても不思議ではないでしょうね。「明日からよろしく」と別れて、私たちは、じゅごんさんが待っている国際通りへ。
国際通りでじゅごんさんに、市場やらを案内してもらってから沖縄料理の店へ。
美味しい料理で、昼間は運転で我慢していたオリオンビールがやけに旨い。
そのあとは、泡盛を飲み始めたらとまらず、かなり酔ってしまいました。
そういえば、今回行きの羽田便は平日なのでスカイマークのバーゲンで1人11000円、帰りの羽田便は連休最終日で格安航空券がないので、ワイフが探してきたHISの割安チケット1人31000円、1日目のホテル・レンタカーは楽天トラベルの提携割引で、ホテルピースランド・ツイン1室朝食付8600円、マツダレンタカー8時間14500円、帰りの1泊は船員会館、朝食別2人で6000円という費用でした。レンタカーは現地でもっと割安なところがありそうでしたし、HISの割安チケットはチケットを見たら「株主優待券」でしたので、探せばもっと割安入手の方法等いろいろと研究余地ありなのでしょう。漕店の大城社長も「安く沖縄に来る方法はいろいろあるさー」と言っていました。しかし普段から時間がない我々のような人には、何かと探したりする時間もなく、手軽な予約方法に頼らざるを得ませんね。次回はもう少ししっかり研究したいところです。
さてさて、朝はホテル・ピースランドでしっかりと食べました。納豆に御飯の朝食が嬉しい。

(上:那覇 泊港の高速船乗り場で)
9時の泊港発→渡嘉敷港「マリンライナーとかしき」で出発です。北風が吹き、那覇の沖合を西の渡嘉敷島へ向かう海域はうねりがあり、高速船が揺れて船酔いする人がでましたが、無事、渡嘉敷港へ入港。渡嘉敷港から島の西側の渡嘉志久ビーチへ漕店の車で往復して人と荷物を運びます。私たちは第1便には乗らず、ビールや飲料を島のお店で買出し。島の道を歩いていると、いかにも島の家や風景です。私は東南アジアをずっと旅したことがあるので、めずらしい感じはしないのですが、素朴な家々のつくりや飾りがイイ感じです。

(上:出発地の渡嘉志久ビーチに到着)
荷物の準備などしながら、ここでお弁当で昼食です。みんなこれからのツーリングに期待が高まって話も弾みます。

(上:大城さんよりパッキングの説明)

(上:出艇準備、荷物の積み込み)
今回の荷物(2人分):
テント1(Moss Odyssey Assault)、エアマット2、シュラフ1(イスカ・エアー150)、シュラフカバー2(モンベルGORE-TEX サイドジップスリーピングバッグカバー)、シュラフシーツ1(モンベルジオドライシーツ)、座椅子2、ヘッドランプ2(PETZLティカXP)、懐中電灯1(予備電池)、食器セット2(大皿×1、カップ×2、スプーン、フォーク、はし、コップ)、ナイフ(スパイダルコ ドラゴンフライSTR、LEATHERMAN WAVE)、トイレセット(ロールペーパー3、スコップ、ミニトーチ)、エマージェンシーシート、サンダル×2、防水ケース(携帯用、タバコ用)、小物ネット、物干しロープ、メッシュバッグ大、携帯バケツ、シュノーケルセット(トレックフィン、AQA スノーケル&マスクセット)

(上:私たちのカヤック、そして碧い海!!)
私たちが乗ったのはWF社のホエールウォッチャー、3ハッチ仕様です。これは荷物が沢山入るなと考えたのですが残念ながらセンターハッチはツアー共同品を積載ということで、ここには野菜と果物が入りました。これはツアー最後にはほぼ空荷状態でした。
このカヤックはとても安定感があり、スピードも出る高速艇でした。今回、少しうねり波がある状況でしたが、まったく問題なく漕ぐことができました。

(上:渡嘉志久ビーチから海峡横断へ)
ここから4kmぐらいの海峡横断です。少し緊張しましたが、ダブル艇なので安心して漕ぎ出て行けました。

(上:みんなで、かたまって出発、阿嘉島へ向かう)

(上:TO-BEさん艇、ブーン姐さんとペア)

(上:阿嘉島について休憩)

(上:砂白島を回らずに狭い水路を抜けて)

(上:本日の野営地)
海はきれい、浜は白く広く背後の緑も美しい。目の前に広がる海の大きさは圧倒的です。なんせ島ですから、ぐるっと海なわけですから。もちろん高い建物がないし、山もありませんから空も広い。そう考えると自分たちのまわりがひろ~い海・空という、あたりまえのことが非常に新鮮に感じられて仕方ありませんでした。やっぱり頭の中で考えるのと実際に来てみてその場所で感じることとは全く違います。
![]() (上:野営地到着でまずは乾杯!) ![]() (上:旗艦の隊長旗) | 野営地に到着で、まずはオリオンビールで乾杯です。これがまたイインデス!南国の島で最高の瞬間です。新潟から参加のOさんが乾杯用紅白幕を!みんなで盛り上がります。1日目と海峡横断の緊張もあったのか、格別に美味しいビールでした。 |

(上:くつろぎタイム、食事の仕込み開始)
着替えて海を眺めてぼーっとする人、海でシュノーケリングを楽しむ人、岩場で釣りを楽しむ人(あまり楽しめた人は多くなかったようですが・・・)、この昼下がりの時間はキャンプツーリングでは、もっとも充実感のある時間帯でもあります。漕店の愉快な酒井さん(タナカさん??)が食事の仕込みを開始しています。火焚きや野菜切りのお手伝いなどをする人も。

(上:かまの塩焼きを豪快に)

(上:ボンベイサファイアジンのフルーツカクテルが美味しい)

(上:南国の島には月明りがよく似合う)
深い青は根源、原初を表す色だと言いますが、特にこのような島で感じると、今「ここに居る」ということが大海原の中の小さな一点というこの世界の重要性を感じてしまいました。

(上:晩御飯、野菜肉シーフードのチゲ鍋)
夜が更けていくこの時間もキャンプツアーの醍醐味ですね。いつまでも歌と話し声が続いていました。(私たちは早く休みましたー)
11/3 ツアー二日目

(上:朝起きた時。左手の浜の向こうの方に釣りに向かう人が見えます)

(上:Motoさんのヘネシーハンモックテント)

(上:朝のコーヒータイム)

(上:出発準備中)

(上:出艇風景)

(上:エメラルド色の海!)

(上:大城隊長旗艦はセールで急加速)

(上:積城島の水路を通って)

(上:向こうに見えるのがモカラク島)

(上:上陸風景です。荷物満載のダブル艇は8人以上で運びます。)

(上:モカラクの飛び込み岩。飛び込んでいるのは私)

(上:楽園の海とはこのようなところと思う)

(上:素晴らしい白い浜)

(上:まぶしい白い浜の正体は・・・)
(その5 2日目後半につづく)
11/3 ツアー二日目後半
(上:楽園モカラクから出発)
忘れ物がないように皆さんよく確認しましょう。翌日ハプニングが・・・

(上:海峡横断を行く大城隊長旗艦)

(上:向かい風のうねりの中でキャンプ地を目指す)

(上:海に潜って楽しむ)

(上:ヤドカリくん)

(上:アダンの森とキャンプ地)

(上:こらー。ぎゃあああ助けてくれー)

(上:これぞ!2日目ハッピーアワー)
(これはとても気に入り、後日、メキシコのスーパーで買って帰ってきたハラペーニョの缶詰を使って、トマト缶と玉葱、にんにくのみじん切り、豆でチリソースを作って食べました。)

(上:晩餐メニュー)
![]() (上:2日目の月明かり) ![]() (上:キャンプファイヤーがいつまでも続く) | この日も、お酒を飲み、ギターや三線で唄い、いつまでも賑やかな話がキャンプファイアーの周りで続きました。 大城隊長はちょっとお疲れモードでしょうか、気持ち良さそうに、すやすやと火の前でお眠り。 煙草に火をつけるとシュッと燃え上がる仕掛けを仕込むのが流行っていました。いつの間にか私の煙草にも仕掛けられていたそうなのですが、ブーン姐さんが1本頂戴と、たまたま渡した煙草1本が見事大当たり、私は難を逃れ、一同大爆笑の夜でした。 |
11/4 ツアー三日目

(上:豪華な朝食)

(上:幸せな朝食タイム)

(上:砂浜での朝食風景)

(上:荷物を詰め込む準備風景)

(上:潮の引いてしまったサンゴ礁で出発するには)

(上:出艇準備)

(上:渡嘉敷島を北上する帰途)

(上:右手に見えるのは阿波連ビーチ)

(上:離島には別のツアーが)

(上:TO-BEさんチーム)

(上:到着です)

(上:美しい海ですー)
すらしい光景でした。海に潜るのはちょっと苦手な私でも様々なお魚を見るのは興味深いものでした。バリ島や西表島でもシュノーケルしたことはあるのですが、今までで一番きれいでお魚が面白かったです。

(上:ツアー終了)

(上:洗いもの)

(上:帰りはフェリーです)

(上:渡嘉敷港よりフェリー出港)

(上:渡嘉敷島)
那覇に着いた後は大荷物をフェリーターミナルの売店で宅急便で送ってから、その日の宿泊場所、船員会館に入りました。夕方にはみんなで漕店さんご用達のお店へ行き、打ち上げ宴会。そこにソロで沖縄一周をしてきた人が到着。大城隊長が呼んだのですが、なんと驚いたことに2004年の夏の尾鷲ツーリングでお世話になったClubRiasの大川さんではないですか。こんなところでの再会にちょっと感激でした。しかも一周漕ぎを成し遂げた大川さん、実にイイ顔をしていました。また尾鷲に行ってお会いしたいものです。私は疲れもありあっという間にお酒が回ってダウン1号で帰りました。ああ、もっと楽しいお酒の時間が楽しみたかった。。。
![]() | 今回の慶良間ツアーをGoogleMapに入れてみました。GoogleMapで見ても海の青さがわかりますよー。(航空写真モードで見てください) |
11/5 番外編沖縄観光
この日は、名古屋から慶良間ツアーに参加したRAINBOWの皆さんの「美ら海水族館」観光にご同行させていただきました。(中谷さんいろいろとありがとうございました。)

(上:名護付近ドライブイン)

(上:ドライブインのシーサー)

(上:素晴らしい景色)

(上:真夏です)

(上:素晴らしい水族館です)

(上:入口のジンベイくん)

(上:あまりの素晴らしさに思わず記念撮影)

(上:おさかなたち)



(上:でっかい水槽です)

(上:カフェからの眺め)

(上オキゴンドウイルカ)

車で那覇へ戻り、レインボウさんのツアー参加者とともに、空港へ行ってもらい、いよいよ沖縄ともサヨナラです。空港まで送っていただいたレインボウ中谷さん、稲垣さんに感謝です。

(上:那覇空港で夕陽を)
沖縄~慶良間ツアーは愉快な仲間たちと本当に楽しくてリフレッシュできた休暇になりました。いろいろなことを感じましたが、今回のテーマは「大きなものと小さなもの」だったかなあと。戦争と一人の命、でっかい海と小さな島、そしてちっぽけな人間の営み、、、大きなものには抗えない強さがありますが、小さきものの何とも愛おしいことでしょうか。今そう思い出しながら書いていると、旅もまた長ーい年月の中の一瞬の出来事なのですが、仕事帰りに月を見上げると、あの南海の月夜を思い出してしまうような愛おしい記憶です。
ああ、また旅をしたいものです。
(終わり)


















コメント