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2004年9月25日(土),26日(日) 若狭湾常神!頼りっぱなしの遠征ツーリング(後編)

秋のカヤック月間4:前々から井戸端海議仲間のTO-BEさんに誘われていた若狭湾常神へ行って来ました。井戸端海議仲間のQ太郎さんともご一緒できました!今回は民宿で旨い魚料理を頂くと言う豪華ツーリングで,好天,洞窟,風,豪華料理,波,カサラノ初体験など盛り沢山のツーリングとなりました。
(その後編)


民宿松岡さんの朝です。私はいつもの習慣で,タバコ一服がてら散歩して来ました。静かな朝です。

と,これは朝食です,,,,白いご飯,漬け物,貝の佃煮,昆布,卵焼き,海苔,豆腐,梅干し,そして干物と私の大好物が並ぶ理想の食卓です。。。(ココは関西圏ですが,私には,あと納豆さえあれば完璧。)

今日も天気は良い日のようです。艇庫からカヤックを出して来て出発の準備をします。そのうちTO-BEさんと艇庫を共同しているIshikawaさんが到着して一緒に船出する手はずです。

今日はカサラノを試乗させてもらおうっと思いながら準備。

TO-BEさんにお借りしたカレントデザイン社製のシロッコは非常に乗り易い艇でした。(このことを後で幸いを実感することとなる。)
ボリュームがあり余裕がある割には,カヤックコントロールしやすいいぐらいのピッタリ感のあるカヤックです。私の愛艇スリップストリームとは,設計者が同じで,形が似ていてボリュームが違うだけのように見える兄弟艇になるのですが,乗り味は全く異なる次元のカヤックです。スリップストリームのような神経質なまでのクイック感覚とは全く違うのですが,傾けた時の感じは何か親近感がありました。やっぱり性格は似てる所があるのかもしれませんね。

今日は神子から北へ出発していきます。Gスタイルに関西からはるばる来ていたIshikawaさんはGパドルですね。カヤックはバリー製のアボセットPEです。TO-BEさんのパドルは非常に人気のあるパドルATカーボンパドルですネ。TO-BEさんはこのパドルがいたくお気に入りで,複数持っているようです。「ベントシャフト」タイプでいわゆるシャフト部分が少しクランク状にカーヴしているタイプです。パドルを引く力が効率的に伝わるように理想的な角度となるように設計されています。スピードを競うレースパドリングや距離を漕ぐツアーで威力を発揮しそうです。

出艇してきた神子の集落をのぞむ。TO-BEさんとQ太郎さんのファルト組です。

さあ,昨日は反対に常神半島を北上。半島先端方面を目指します。

この日は少しうねりが入ってきているようでしたので様子を見ながら岬を廻っていきます。こういう時の私は慎重すぎるぐらいにビクビクです。初めてのフィールドとはこういうものです。辺りをよく知るTO-BEさんたちがいるからこそ,状況判断にもある程度任せて安心で,不安よりも,常神の海を楽しむ気持ちのゆとりが生まれます。

岬を一つ越えて半島のシンボル御神島が見えてきたところで,常神さんがシットオンカヤックで登場。本日のメンバー5人が勢ぞろいしました。

ロックガーデンを漕ぎ遊びながら。Q太郎さんは沢山の写真をとっています。Q太郎さんのカメラはCASIOの防水デジタルカメラですね。これを使っているシーカヤッカーは結構多いですね。

今日も空が高い良いお天気です。海岸沿いに道路とかがないのは景観的にはグッドです。

さて,前方に見える御神島へ向かいます。

岩肌と立ち木が北陸の厳しい気候の状況を表すようです。が,この時は晴れ渡っていてラクラク,イイ気分なのでしたが。。。

半島から御神島に渡る水道へ出ていきます。

と,その前に岬の脇に洞窟のあるロックガーデンがあるとのことで見ていきます。

おお,これぞシーカヤックの醍醐味です。浜からは歩いては行けない洞窟へ海からアプローチして,低い岩天井をくぐり中へ入り込みます。入り口からは碧い水光が。。。素晴しい瞬間です。

洞窟くぐりも楽しみました。さて次はシマ巡りです。

常神の艇庫を共にしているTO-BEさんとIshikawaさんが先頭になってシマへ渡っていきます。

御神島は名前の通り地元には神聖な無人島でもあり,地元観光の目玉でもある。観光のためのグラスボートが時々廻ってきていました。静かな快晴が続いた天候の時は,信じられないくらいの海水の透明度がある海です。この日も確かにかなりの深さまで深い碧い海の底が見えていました

Q太郎さんも嬉しそうにロックガーデンを漕ぎ廻っています。

さあ,御神島を廻っていくことにします。やはり北側は日本海からのうねりが出ていました。

Ishikawaさんを先頭にシマ廻りしていきます。しかし,,,大変でした。うねりはかなりあり,島の岩壁にあたって砕ける反射波となり,乱れた三角波が立っていました。私はシロッコで助かりました。

私は必死でした。暗礁のある/なしを知りませんでしたから,前を行くIshikawaさんのコース取りをトレース。もう他の人に気を配る余裕はほとんどありませんでした。カサラノのTO-BEさんは私の少し前方を沖側で,Q太郎さんは私のすぐ後を島よりに漕いでいました。誰かが沈したらどうしようかなどと考えつつ『自分が一番あぶないかもー』と,必死でパドルを振り回し,ローブレースしていました。
先頭のIshikawaさんは岩場に近い所で島陰に廻っていくコースを行き始めました。私は『あのコースは自分には無理,岩場に近い波が立つところで沈したら危ない』と判断し,直ぐに方向転換せずに,ずっと岩場を越えて行き,うねりはかなりあるが広い海域まで出てから,ゆっくり大回りで300度ターンして島陰方面へ戻っていきました。上の写真は島陰に入って波がおさまりホッとした時に,後ろを見るとTO-BEさんも私の同様のコースを選んだのか真後ろから来ていました。

島陰でホッと一息。IshikawaさんはGパドルでスカーリングロールを練習していました。さすがの余裕です。

常神さんの待つ小さな浜へ向かいます。

御神島は上陸できなくはないので小さな浜で小休憩。でも上陸しても浜は小さいのでキャンプは禁止です。海が荒れると非常に危険なのでしょうね。この写真わかりますか。遂に憧れのカサラノに試乗させてもらっています。少しお尻の位置が高い感じがして,やはり少しフラフラ不安定な感じです。さすがにひと漕ぎでスィーッと漕ぎ進む感じは「カサラノ」ですねー。

この後,昼食のために常神半島側に戻ることに,TO-BEさんにカサラノを使わせていただくようにお願いして嬉しい気持ちで漕ぎ出しました。

こんな半島内向きの静かな海なら私でもカサラノで大丈夫です。実際,TO-BEさんも,外海側のうねりと波にはかなり焦ったようです。

広めの浜に上陸してお昼休憩,私達は民宿松岡さんに用意してもらったお握り弁当。とても美味しい。うねりと波で緊張があったこともあり気が抜けてのんびりモード。だらだら横になって居眠りも

Ishikawaさんがアボセット+Gパドルでロール練習。私もカヤックとGパドルをお借りして,G-styleの講習の復習を。何の問題もなくスカーリング→ロール成功。反対側も同様にできた。『よし』身体は覚えている。嬉しい。

みんなのんびり静かな海と景色を眺めながらお話を。ボチボチいきますかということで,もう少し時間があるんで,ブラブラと漕ぎ廻ってから戻りましょうということに。

不思議なもので,あの島の外海側でうねりと三角波に翻弄されていた時は空は暗く荒れ模様のような気がしていたのですが,気分的なものだったのか。相変わらず空は青く高く気持ちのいい天候です。カサラノにもだいぶ慣れてきて,漕いでいくのが気持ち良くなっていました。(でも波があったら駄目でしょうね。。。)

常神さんは自分のベースの浜へ帰っていきます。是非また楽しい海をご一緒しましょう。

TO-BEさんはシロッコ艇で気持ち良くパドリングしていきます。こうして見ると絵になりますねー。

小さな島の洞窟をみんながくぐってきます。私はカサラノでとても不安で洞窟くぐりはパスです。

TO-BEさんが洞窟をくぐって出てきます。

そしてQ太郎さん。

残った4人で交互に記念写真を。皆さんお疲れ様でした。

神子の浜へ帰っていきます。

いい天気で,このまま帰ってしまうのももったいない気持ちで,ブラブラとしています。

岸際のこんな狭い所も通っていきます。

今回は完全にTO-BEさんのゲストになってしまって存分に楽しませていただきました。持っていったのはウエアとPFDぐらいで,あとは全て頼りきりです。ほんとうにありがたい存在です。これまで何回もお世話になっていながら,一度も恩返しできていませんねー。いや本当に頼れる常神カヤッカーです。

神子へ戻った私達はカヤックを軽く洗って艇庫へしまってから民宿松岡さんでお風呂を使わせていただきました。いやいやこういう所がシーカヤッカーには嬉しい所です。民宿を使うとこういうところが嬉しい限りです。
さて,TO-BEさんの車で帰る途中で,一帯の海域を撮影。御神島は佇まいが実に凛々しいです。
そして,存分に楽しませてくれた「常神」の海と空と地元の方々,海の幸たちに,感謝です。
常神から岐阜までTO-BEさんの車に便乗させていただき,岐阜からJRで名古屋へ移動して,新幹線に乗って東京へ帰りました。強行軍でしたが,ホント楽しめました。

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