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■ジョンさんのレスキュー講習-------------------------------
注文したハンバーガーを昼食に頬張った後で,ジョンさんから,アブミを使った新しいレスキュー法のデモがありました。
ジョンさんは,この方法をジョン・ドーソンが考案したと話していました。
 アブミとなるロープの輪の一方を自分のカヤックのシート脇に固定しておきます。利用する時は右の写真のようにレスキューする側(手前,白いカヤック)のコーミングからアブミを出して,レスキューされる側(奥,赤いカヤック)のコーミングにまわして向う側へ垂らして使います。
アブミに使うロープは水面に浮かんでしまわないものが良いそうです。水中に垂らしたアブミに足をかけるのですから,浮いてしまったら水中で足をかけにくいということですね。当然ですが,右左どちら側でレスキューするかわからないので両側に装着しておきます。
使わない時は,ロープを上手く畳んでコックピット内に収めておきます。自分が沈した時に,ロープに絡まってしまっては危険だからです。
このレスキュー方法は,助けられる人がカヤックに乗り込む際に力があまり要らないという利点があります。「力が要らない」ということは,低い水温で体力を失ってしまって弱っている人でも再乗艇を可能にするということです。
この方法の弱点は,助ける側がアブミを出すためにスプレースカートを外さなくてはならないということだそうです。彼はジョン・ドーソンとこの欠点の改良方法をテストしているそうです。どうやらアブミをデッキに固定しておく方法らしいです。
さあジョンさんの説明の後で,まず柴田さんと並松さんでデモにトライです。
柴田さんが助ける役,並松さんがひっくり返って助けられる役です。
左の写真:まず柴田さんがロープのアブミを出して,相手のカヤックのコーミングにまわして助けられる人の側に垂らします。
右の写真:そのロープに足をかけてカヤックに這い上がります。この写真で柴田さんが手を上げているのは,ジョンさんが「アブミに足をかけている時には,体重の掛かったロープがしっかりとカヤックのコーミングを固定するので,手を離していても安定している」と説明したので,柴田さんが試しています。
オッと危ない!カヤックが傾いて並松さんは危うく再沈するところでした。『手を離しても大丈夫なくらい安定するはずじゃあ???』
ジョンさんは,カヤックに上がってしまうとアブミに体重が掛からなくなるので安定させられなくなるから,助ける側でカヤックのコーミングを押さえてあげる必要がある,と言っていました。まあレスキュー中にわざわざ手を上げて助ける人はいないでしょうけど。。。
再上艇でコックピットに入れたら,コーミングに掛かっているアブミを外してレスキュ-完了です。
みんな真剣にジョンさんの説明を聞いていました。
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