シーカヤッキング A Manual for Long-Distance Touring
■シーカヤッキング A Manual for Long-Distance Touring
ジョン・ダウド 著:並松 征彦 訳:内田 正洋 監修:山と渓谷社:本体2000円;
ISBN4-635-50802-1
この著者は,世界中をカヤックで旅をしてきて,カヤックハンターでもあり,ダイバーでもあり,エコマリン創設メンバーであり,雑誌Seakayakerを出版した・・・と言えばスゴイ人だとわかりますが,この本は,静かな深みを持った言葉で綴られています。
副題にあるように,基本的なカヤッキング技術本ではなく,旅のためのマニュアルです。いや,マニュアルというよりも,旅をシミュレーション体験予習するための修業書なんだと思います。旅とは知識として教えられることは限られていて,実体験の中から各々が学んでいくものという氏の考えが文章の奥に読み取れるような気がしました。
本書の内容は,すべてが海で生きるための術(アート)であり,---中略--- シーマンシップは,海という畏敬なる存在に,自分がどれほど近づいているかという尺度になるものだ。
限界とは優れた道具を使ったり技術や決断力を磨いていくことで,少しづつ上げていくことができるものということだ。
家の中にいて,気まぐれな海について書かれた恐ろしい文章を読めば驚愕するだろうが, ---中略--- シーカヤッキングとは,その大部分が普通にパドリングする時間であり,幸福な時を仲間と共有したり,それ以上に価値がある何かがちりばめられている世界なのである。
引用したいところだらけなのですが。。。ぜひ買って読んでください。
旅を志向するすべてのカヤッカーにオススメします。













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