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■ケーススタディの使い方

1)まず状況把握に努める。

ケース事例に描かれた状況にいると仮定して、自分が置かれている状況を把握し、分析することがまず重要です。描かれていない事も想定として考えてみると良いでしょう。

2)順番に、自分ならと判断して行動するパターンを考えてみましょう。

この時、「スペアパドルを持っていなかったら」 「風向きが逆だったら」などと状況設定を変えて、とるべき行動パターンをさまざまに考えてみましょう。

3)普段、一緒にツーリングに出る仲間たちと一緒に、ケーススタディをやってみましょう。

みんなでツーリングに出る場合に、事前の計画や次の行動を決めていくときに、何を準備しておくべきか、なぜそうすることが必要なのか、リーダーとメンバー間の意思疎通がスムーズになるはずです。実際にはソロで漕ぐよりも複数人数であることが多いはずですから、このことは実際に良い影響が早く現れる効果となります。

4)極限まで困難な状況を考えてみることも重要です。

「自分以外の二人の初心者が同時に沈脱してしまったら」 「上陸できる浜が近くになかったら」 「沈脱してしまった高齢者の意識がない」などと絶望的な状況を考えることも必要だと思います。 通常のレベルのカヤッカーであれば、この時、とるべき行動は非常に困難になるはずです。この想定では最高レベルのレスキュースキルを身につけるための訓練ということではなく、自分に出来ること/自分ではできないこと(限界レベル)をあらためて自覚し意識しておくことが大切なのではないでしょうか。こうした想定問答をしていくと、そういった状況にならないような予防措置を考えておくことがポイントだと気付くことが出来るでしょう。

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