■ケーススタディを試行するにあたって

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数年前からプロガイドのRyuさんのTLS(ツアー・リーダー・セミナー)を受講したアマチュアカヤッカー有志で、TLW(ツアー・リーダー・ワークショップ)というものが始まりました。TLWはアマチュアカヤッカーが自分たちで、安全なシーカヤッキングに必要なスキルや経験をグループワークで学び合おうというものでした。

このTLWでも、練習できる実技や模擬実践が繰り返されてきましたが、『もし危険な状況に陥ったら・・・』という場面は、練習が出来ないという現実があります。今回ここで素材として提供していこうと思っているケーススタディでは、実際にあった事例はもちろん、いろいろな場面を想定した「仮定」の事例でも良いと私は思っています。

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ケーススタディは正解を当て競うものではありません。ケーススタディとは、ありとあらゆる事象を「想像力」という技を使って、仮想体験していく訓練です。あらゆる可能性を先読みしてリスク回避するための判断の訓練です。特に複数の人で、議論すると様々な視点や立場からの状況分析の実践訓練になって良いと思います。また、お題をそのまま解釈する必要は、ありません。むしろ『この時、もし○○だったら』と、場面想定を何パターンも変えてシミュレーションし、判断を変えるべきかどうかを考えていくべきで、それが臨機応変の対応力の訓練にもなります。


※何もわかっていないままの試行ですので、皆さんのご意見・要望などあれば、メールをお送りください。


サイト管理者: tetsuyakこと、千葉 (横浜市金沢区在住)
 
 

■ケーススタディの使い方

1)まず状況把握に努める。

ケース事例に描かれた状況にいると仮定して、自分が置かれている状況を把握し、分析することがまず重要です。描かれていない事も想定として考えてみると良いでしょう。

2)順番に、自分ならと判断して行動するパターンを考えてみましょう。

この時、「スペアパドルを持っていなかったら」 「風向きが逆だったら」などと状況設定を変えて、とるべき行動パターンをさまざまに考えてみましょう。

3)普段、一緒にツーリングに出る仲間たちと一緒に、ケーススタディをやってみましょう。

みんなでツーリングに出る場合に、事前の計画や次の行動を決めていくときに、何を準備しておくべきか、なぜそうすることが必要なのか、リーダーとメンバー間の意思疎通がスムーズになるはずです。実際にはソロで漕ぐよりも複数人数であることが多いはずですから、このことは実際に良い影響が早く現れる効果となります。

4)極限まで困難な状況を考えてみることも重要です。

「自分以外の二人の初心者が同時に沈脱してしまったら」 「上陸できる浜が近くになかったら」 「沈脱してしまった高齢者の意識がない」などと絶望的な状況を考えることも必要だと思います。 通常のレベルのカヤッカーであれば、この時、とるべき行動は非常に困難になるはずです。この想定では最高レベルのレスキュースキルを身につけるための訓練ということではなく、自分に出来ること/自分ではできないこと(限界レベル)をあらためて自覚し意識しておくことが大切なのではないでしょうか。こうした想定問答をしていくと、そういった状況にならないような予防措置を考えておくことがポイントだと気付くことが出来るでしょう。

■ケーススタディ(題材)、アイデアなど募集中!

★考えるための事例を募集中です!実際にあったことでも、仮定の話でも結構です。
Sea Kayaker Magazine」や「kayak 海を旅する本」などの雑誌の記事を参考にしていこうとは思っていますが、沢山作るのは難しいですねえ。
どなたかケーススタディの作成をお助けあれ!

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